Linx V6 ビューア(無償)

Linx V6 ビューアについて

「CADWe'll Linx」「CADWe'll Tfas」図面表示・3Dモデル表示、属性検索/確認、干渉チェック・各種計測、コメント記入/出力、印刷・2D/3D PDF出力が行えるツールです。

確認業務に使える無償の高機能ビューア

画面周り

01
多彩な読込可能ファイル

Linxファイル、Tfasファイル、Revitダイテックリンクファイル、IFC(IFC2×3、IFC4)ファイル、DWGファイル、DXFファイル、JWCADファイル(JWC、JWW)を読み込めます。

02
カスタマイズできる属性検索機能

モデル全体から属性検索対象物・属性表示項目を自分で設定して検索・閲覧ができます。また、Linxに元々ついている検索設定(各種拾いや系統管理)、Linx製品版で作成した検索設定も読み込めます。

03
豊富な図形選択機能

レイヤ選択、シート選択、ルート選択、用途選択、同一選択などがついています。図形選択すると3D上で光って確認しやすくなり、接続確認、用途確認、同じ機器同士の確認なども行えます。属性確認も同時にできます。

04
高精度な干渉チェック・計測機能

干渉チェックができるだけでなく、干渉結果をExcelに出力できます。また2D上の距離・面積を計測できるだけでなく、3D上で寸法線を記入できます。メンテナンススペースや搬入スペースの確認に使えます。

05
シームレスで自在なデータ出力

図面印刷できます。また2DPDF出力できるだけでなく、3Dモデルそのものをビューポイント付きで3DPDF出力できます。さらに2D/3D画面を切り取って他ソフトに貼り付け可能です。また、図面モデル上に指示をコメント記入して出力もできます。

機能比較

分類 機能 Linx V6 製品版 LinxV6 ビューア
カスタマイズツールバー/コマンドランチャーカスタマイズ
コマンドショートカットキーカスタマイズ
右クリックメニューカスタマイズ
ドキュメントドキュメント(各種2D図面/3Dモデルファイル)読込
ドキュメント(各種2D図面/3Dモデルファイル)保存
ドキュメント(各種2D図面/3Dモデルファイル)検索
印刷印刷(2Dモデル/レイアウト)
2DPDF保存2DPDF保存(2Dモデル/レイアウト)
3DPDF保存3DPDF保存(3Dモデル)
ビュー表示各種表示(平面/正面/背面/右側面/左側面/任意方向表示、3D表示)
シートシート作成/編集/削除、シートパターン作成/編集/削除
シート操作、シートパターン操作
レイヤレイヤ作成/編集/削除、レイヤパターン作成/編集/削除
レイヤ操作、レイヤパターン操作
レイアウトレイアウト作成/編集/削除
レイアウト表示
外部リンク外部リンク作成/編集/削除
外部リンク読込/更新
プロジェクトプロジェクト作成/編集
プロジェクト読込
設定マネージャ設定マネージャー(各種設定)制限あり制限あり
3Dビュー3Dビュークリッピング
3Dビューポイント、コメント作成/削除/保存/読込
図形選択/属性確認図形選択(通常選択、レイヤ選択、ルート選択、用途選択、同一選択)
オブジェクトプロパティ表示
オブジェクトプロパティ編集
属性検索設定属性検索設定/検索設定保存制限あり制限あり
属性検索からExcel表出力/Excel表読込
系統管理系統管理番号作図
系統管理表示
系統管理からExcel表出力/Excel表読込
拾い拾い表示/Excel表出力/Excel表読込
表作成/更新(2D図中)
表印刷(2D図中)
干渉検査干渉検査/Excel表出力
計測2D計測(距離、面積、角度)/計測値記入/削除(2D図中)
3D寸法線作図/削除(3D上)
挿入Excel読込/PDF読込/イメージ読込
作図/編集基本図形作図/編集
建築作図/編集
部屋図形作図/編集
エリア属性作図/編集
空衛設備作図/編集/各種機能
電気設備作図/編集/各種機能

画面構成

画面構成

@ コマンドランチャー

マウスの右ボタンを押したまま下にドラッグしてコマンドを実行するツールです。よく使うコマンドを集めて、自分好みにカスタマイズすることができます。

A クイックアクセスバー

よく使う機能をツールボタン形式で表示し、ワンクリックでコマンドを実行するツールです。

B メニューバー

メニュー形式でファイルメニューやコマンド等を表示し、各機能を実行するツールです。

C ツールバー

メニューバーの下段にコマンドランチャーをツールバー化したもの、ガイダンスバー、座標設定バー、入力ラインが表示されます。

D ガイダンスバー

Linxコマンド実行時にコマンド名とその操作手順を促すメッセージが表示されます。

E コマンドプロパティウィンドウ

コマンド実行時に表示されるダイアログ画面で、コマンド実行に必要なパラメータを入力することができます。よく使うパラメータは登録しておき、素早く呼び出すことも可能です。

F オブジェクトプロパティウィンドウ

選択図形の属性情報を表示するツールです。

G シートタブ

シートを操作するツールです。シートの追加や表示状態の切り替え、シートの表示パターン登録等を行うことができます。 Pボタンをクリックすると、「シートパターン」、右クリックすると「レイヤパターン」機能を実行することができ、シートやレイヤの表示状態の切り替えや表示パターンの登録が可能です。

主な機能・特徴

01
多彩な読込可能ファイル

以下のファイル形式の読み込みに対応しています。

読込み可能な図面およびデータ形式 Linx 図面(*.linx)
Tfas 図面(*.tfx、*.tfs)
Revit連携用 中間ファイル(*.Revit2Daitec)
IFC ファイル(*.ifc Ver.2x3、Ver.4)
BE-Bridge 図面(*.ceq Ver.7.0まで)
DXF 図面(*.dxf)※1
DWG 図面(*.dwg)※1
JW_CAD 図面(*.jwc、*.jww Ver7.11まで)
BCFファイル(*.bcfzip Ver.1.0)

※1 3D図形は多面体に変換されます。AutoCAD®2005以降の新機能で作成された一部の図形を除きます。

02
カスタマイズできる属性検索機能

現在開いている図面から、条件を指定して図形を検索できます。検索結果に含まれる図形の属性を確認可能です。 検索対象の図形は青色で表示され、選択中の行に対応する図形は赤色で表示されます。 キーワード検索や複数条件での検索に対応し、検索条件は保存することができます。

画面周り

画面周り

検索アイコン 系統管理機能

モデル上のダクトや配管を系統ごとに色分けして管理できます。 幹線の系統については幹線番号ごとの管理も可能で、部屋やエリアごとの風量・流量・負荷容量なども確認できます。

画面周り

03
豊富な図形選択機能

レイヤ選択、シート選択、ルート選択、用途選択、同一選択などを搭載しております。 図形選択すると3D上で光り確認しやすくなり、接続確認、用途確認、同じ機器同士の確認などを行えます。さらに属性情報も同時に確認できます。

系統管理機能アイコン ルート選択

基準となる部材から接続された部材を連続して選択でき、さらに特定の方向の接続部材だけを選択することも可能です。 複数の部材を指定することで、別のルートも同時に確認できます。 また、選択された部材やそれに連動する部材の属性も確認できます。

画面周り

系統管理機能アイコン 用途選択

指定した用途や条件に基づき、必要な部材だけを自動的に抽出・選択が可能です。 詳細条件を組み合わせることで、サイズやレベルなど複雑な条件にも柔軟に対応でき、効率的に対象部材を絞り込むことができます。

画面周り

系統管理機能アイコン 同一選択

基準となる部材と同じ属性を持つ部材を自動的に選択可能です。 サイズやレベルなどの条件を設定することで、同一の条件に合致する部材だけを効率的に抽出できます。

画面周り

04
高精度な干渉チェック・計測機能

系統管理機能アイコン 干渉検査

指定した条件で図形同士の干渉を検出できます。干渉箇所は画面上で即座に強調表示され、干渉結果は画像付きでExcelに出力可能です。 Excel上の画像やリンクをクリックすると、ビューア内の該当箇所を表示可能です。

画面周り

画面周り

系統管理機能アイコン 計測機能

距離、角度、面積などを計測でき、計測結果を図面上に書き込むことが可能です。

画面周り

系統管理機能アイコン 3D寸法線

3Dビュー上で、部材間の芯芯距離、面面距離、芯面距離、2図形間の最短距離を計測することが可能です。計測した寸法は、3Dビュー上に寸法線として書き込みが可能です。

画面周り

05
シームレスで自在なデータ出力

系統管理機能アイコン 図面印刷

図面やレイアウトを用紙やPDFに出力でき、3Dウィンドウがアクティブな場合は3Dビューも印刷可能です。 印刷対象はアクティブビュー、全レイアウト、または指定レイアウトから選択でき、印刷範囲は対角指定、等倍、倍率、縮尺指定から設定が可能です。印刷プレビュー表示にも対応しています。

画面周り

系統管理機能アイコン 2DPDF出力

図面データをPDF形式で保存できます。レイアウトを選択してPDF化でき、複数レイアウトを1つのPDFにまとめることも、個別のPDFファイルとして出力することも可能です。 また、権限設定やパスワードによるセキュリティ設定も行えます。

画面周り

系統管理機能アイコン 3DPDF出力

図面の3Dデータを3DPDF形式で保存できます。LinxV6ビューア側で設定したビューポイントは、Acrobat Readerでも再現して閲覧可能です。

画面周り

イメージキャプチャアイコン 画面コピー(イメージキャプチャ)

キャプチャした領域をLinxビューに貼り付け、クリップボードに貼り付け、ファイル出力が可能です。

画面周り

ビューポイントアイコン BCF入出力(ビューポイント)

作成したビューポートにコメントおよびマークアップを記入できます。 CADWe'll LinxやCADWe'll Tfas、その他BCF対応ソフトでコメントの確認が可能です。

画面周り