CADWe'll Tfas 9

5つの特長

【特長1】 64ビット化により大規模物件・大容量図面を余裕で展開

「BIM」の普及により、建築・設備図面を3Dデータで受け渡すシーンが多くなり、 大規模物件・大容量図面を扱う機会が増加しています。Tfas 9は、 64ビット化により大規模物件・大容量図面を取り込み・編集できますので、 「BIM」を活用する物件でも安心して使用できます。

【特長2】 見る・編集する・図面に連動する「リアルタイム3D表示」

2D図面で作図・編集した内容がリアルタイムで3Dビューに反映されるため、 取り合いをすばやく確認することができます。また3Dビューでの編集も可能で、 リアルタイムで2D図面に反映されるため直感的な作図が行えます。

 ・3Dビューで快適な表示スピードやレスポンスを実現しています。
 ・見たい箇所や部屋・階のみを表示できるクリッピング機能を搭載するなど、優れた操作性でモデルの確認ができます。
 ・マークアップ機能によるコメントの入力が可能で、変更指示などにおいて有効に活用できます。
 ・3Dビューでの編集では、メジャー表示で距離を確認しながらレベル変更/ルート移動/部材移動ができます。
 ・Windowsのタッチパネル操作に対応しているため、タブレットを利用した現場での図面確認などに活用できます。
 ・BCFファイル(※)の作成や読込みが可能で、BCFに対応する他のシステムと3Dスナップショットやコメントの受け渡しができます。 
 ※BIM Collaboration Format の略であり、BIMモデルの標準注釈フォーマット

【特長3】 技術計算機能の強化

設備設計業務に欠かせない「静圧計算」「揚程計算」を実装しました。 シミュレーションにより計算結果出力、アイソメ図作成など設計業務を強力に支援します。

 指示した系統や区間の「静圧計算」を行い、計算結果をExcelに出力できます。 
 指示する区間の「揚程計算」(冷温水1次配管、2次配管、冷却水配管)を行い、計算結果をExcelに出力できます。 
 上記技術計算における系統や区間の選択は2D/3Dビューのどちらでも行えます。 
 上記技術計算ではアイソメ図の作成が可能で、風量や流量の確認、最大抵抗ルート等の確認ができます。 

【特長4】 「シート基準高さ」による断面・3D表示「BIMモデル」対応

「シート基準高さ」は、今までの操作性を損なうことなく複数階の断面表示や 3D表示を実現する機能です。断面表示では見上げ・見下げの取り合い確認 に効果を発揮し、3Dキットでは高さを考慮した干渉検査を支援します。
また、IFCデータとの連携では、読込み時の「シート基準高さ」自動作成による 「建築モデル」作成や、各階の「設備モデル」出力に対応し、「BIM」活用のシーンで重要な機能を担っています。


【特長5】 高い精度のデータ互換による「BIM連携」

AutoCAD・DXF(3Dデータ含む)やJw_cad等の建築データ、SXFデータを高い精度で読込むことができます。 建築IFCデータ・設備IFCデータの読込みができ、建築躯体データを再入力する手間なく、設備図面の作成ができます。 また、作成した設備データはIFCや3D DWG/DXFに出力できます。 建築CAD−設備CAD間の「BIM連携」で3次元総合図を作成し、建物全体の完成イメージを共有することができます。

※(一社)buildingSMART Japan策定の「設備IFC データ利用標準Ver.1.3」準拠

CADWe'll Tfas 9は、一般社団法人buildingSMART Japan(旧:IAI日本)の2016年度IFC検定(入力/出力)に合格しました。