長いファイルパスについて
Linxにおける長いファイルパスへの対応について
Windowsにはファイルパスを256文字以内にするというルールがあり、従来のLinxにも適用されていました。
LinxV6(ビルド番号:6072)以降では、Windowsの設定を変えることでこの制限を解除することが出来るようになりました。(※)
ただし、このWindowsの設定変更はWindows上のすべてのアプリケーションに影響するため、長いファイルパスに対応していないプログラムに影響が出る可能性があります。
※1 対応しているWindowsはWindows10 Ver1607以降です。
※2 Windowsの設定を変えても、ファイルエクスプローラーからドラッグアンドドロップでファイルを開くことはできません。
1.Windowsの設定変更
- Windows の[スタート]メニューで、REGEDITと入力します。
- [レジストリ エディター]を選択します。
- レジストリ エディターで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem に移動します。
- 「LongPathsEnabled」という名前のエントリを選択します。レジストリキーが存在しない場合は、次の操作を行ってエントリを追加します。
- [FileSystem]フォルダを選択した状態で、レジストリキーが配置されている[名前]列の空白部分を右クリックし、[新規作成]を選択します。
- [DWORD (32 ビット)値]を選択します。
- 新しく追加したキーを右クリックし、[名前変更]を選択します。
- キーに LongPathsEnabled という名前を付けます。
- [Enter]を押します。
- 「LongPathsEnabled」エントリをダブルクリックして、キーを開きます。
- [値]データ フィールドに、値として 1 を入力します。これにより、長いファイルパスが有効になります。
※ 元の設定に戻したい場合は、6. で設定した 1 の値を 0 に設定します。