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BIMデータ連携で設備設計・施工と維持管理の生産性を大幅に向上
オートデスクとダイテックが新機能を共同開発へ

2019年1月16日

オートデスク株式会社と株式会社ダイテックは、 両社が提供する建設業向けソフトウェアのデータ連携技術を共同開発することで合意しましたのでお知らせします。 具体的には、オートデスクのBIMソフトウェア「Autodesk(R) Revit(R)」と、 ダイテックの建築設備向けCADソフトウェア「CADWe’ll Tfas」「NextCAD(仮称)」 で作成するBIMモデルデータを直接取り込んで情報を双方向で連携させる機能を開発し、 2019年に「CADWe’ll Tfas」「NextCAD(仮称)」などに搭載して提供する予定です。 これにより建設プロジェクトの設備設計・施工でBIMモデルを使用した業務コラボレーションや 竣工後の維持管理の生産性が向上し、プロジェクト全体の業務効率向上も期待できます。

BIMモデルのデータ連携では、「IFC」という中間ファイルを介したオープンなデータ交換が一般的ですが、 特定業務に限ったデータ連携は、その業務に必要な情報だけに絞ってデータ交換を行うことが効率的です。 今回の設備設計・施工データ連携は、Revit と CADWe’ll Tfas、NextCAD それぞれのソフトウェアで作成されたデータから必要な情報だけを取り出して 双方向に直接取り込めるようにするものです。 「IFC」を使用した場合と比較してデータを手作業で変換したり修正する必要がなく、 少ないデータ量で迅速に設計・施工業務を行えるようになります。

オートデスクとダイテックは、今後もさまざまな企業と技術協力を行ってワークフロー連携を進め、 建築設計生産から維持管理までの業務連携を進める「Integrated BIM」をさらに推進していきます。

以上

設備データ相互連携

Revit-Daitecリンク サンプル動画(Tfas11にて対応予定)