電気設備機能
利便性と操作性が向上。
思いのままに、直感的に、図面を操る。
器具配置
- JECAシンボルを標準搭載しています。
- 器具はイメージ表示・リスト表示の一覧から素早く選択できます。
- 壁付、非常用、誘導灯、高天井などに分類された最新のLED照明器具を利用できます。
各器具には照度計算に必要なデータも登録されています。
- 個別・壁付・領域・円弧等、様々な配置方法を搭載しています。
- サイズを指定して器具配置ができます。
- 器具配置時に3D形状を選択できます。3D形状はプレビューで確認することができます。
- エリアチェック図形付きの器具配置ができます。エリアチェック図形は表示/非表示の切り替えも可能です。
- 壁付コンセントの個数を指定して部屋図形に沿って配置することができます。
- 電気部品の3D形状を多数搭載しています。
- 5面図登録用紙に2D、3Dの絵柄を配置し、一括で電気部品を登録できます。
- 部品配置で指定したライブラリの部品を、一括で配置できます。
- AI機能の搭載により、DWGやPDFなどの属性を持たない絵柄を電気設備シンボルとして認識し、Tfas部品として配置することができます。
- DXF/DWG図面やJW-CAD図面で読込まれたグループ図形や基本部品、基本図形をTfasの電気部品や配線に変換して編集することができます。
- 壁付部品の3Dの配置位置関係を保持したまま平面の部品を重ならないように配置(親子部品配置)することができます。
器具編集
- 配置後の複数の器具に対し、一括で拡大や縮小、置換等が行えます。
- 器具の移動・変更・削除に対して、接続された配線も連動して修正されます。
- 部品置換後に、部品置換前のサイズ(LWH)や姿図符号を引き継ぐことができます。
- 図面の縮尺変更時に、器具は最適サイズに自動変換されます。
- 図面合成などで重なった壁付部品に親子部品の設定ができます。
作図チェック機能
- 建築図の変更で壁が移動した場合などに、壁付器具の修正漏れをチェックできます。
- 文字に隠れた部品をチェックし、見落とすリスクを軽減できます。
分電盤データ
- 複数の図面から盤、回路、負荷容量の情報を収集し、分電盤データを作成できます。
照度分布図
- パナソニック社製「ルミナスプランナー」、東芝ライテック社製「東芝照明設計ツールTX CAD連携モジュール」と連携し、指定した部屋に照度分布図を作図できます。
- 「ルミナスプランナー」で選択した非常用照明は器具単体毎の照度円を作図することができます。
- 「ルミナスプランナー」で選択した器具の3D形状を取得し、3D表示することができます。
- Bluetoothを利用して照度計の測定値をTfas図面に取り込むことができます。
配線作図
- 器具への配線は接続情報により自動的に適切に接続されます。
- 多彩な配線パターンをシミュレーションしながら作図できます。
- 配線作図時に「配線省略」を付加することができます。
- 配線作図時に「エンド伏せ記号」を自動配置できます。
- 複数配線に対して複数配線エンド伏せを作図できます。
- 部品の負荷容量、合計負荷容量を確認しながら、配線を作図できます。
- 器具や分電盤等に接続される配線間隔を自動調整し、整列できます。
- レースウェイに条数を付加できます。
配線編集
- 複数の配線に対して、配線パターンをシミュレーションしながら変更できます。
- 配線や器具と重なる部分は、自動的に隠線されます。また、隠線順序の入替えや、隠線部分の復元も簡単に行えます。
- 作図済みの配線の布設方法を一括で変更できます。
壁付配線
- 壁付器具に対する配線を自動で作図することができます。
設備ハンドルによる操作
- シンボルの設備ハンドルで配線作図を実行することができます。
- 配線を設備ハンドルで簡単に編集することができます。
配線注記表・照明器具表・負荷容量合計表
- 図面上の器具・配線からシンボル表・配線注記表を自動作成できます。
- 配線記号を付加することにより、同一線種・同一条数の配線を配線注記や数量拾いで区別できます。
- 照明器具の姿図符号から照明器具表が自動作成できます。
- 器具に付加された負荷容量から負荷容量合計表が自動作図できます。また、回路毎の容量も集計します。
電気パイプ
- サイズ・レベルを入力して電気パイプを作図できます。
- 電気パイプ/ケーブルラックの3D表示に対応しています。
- 電気パイプを、配管か電線/ケーブルとして作図します。
「外形サイズ」と「曲がり半径」を配管・電線/ケーブル毎に登録でき、作図時には種類を選択すると、登録した値が設定されます。
ケーブルラック
- ケーブルラックは平断面連動作図に対応しています。断面側での立上げ下げ方向の指定ができ、折線を描くイメージで作図できます。
- 配線種類・本数で計算したラック幅でケーブルラックを作図できます。
- 水平自在継ぎ金具・上下自在継ぎ金具作図に対応しています。
- 2本のケーブルラックを指定して接続できます。
- 多段配置されたケーブルラックはレベルを表示して簡単に選択できます。
- 作図済みのケーブルラックを指定してサイズ・レベルを表示します。また、多段配置の複数表示、引出線、ユーザー設定に対応しています。
- 区間を指示してサイズ/レベル変更ができます。
- ケーブルラックの立て配置で片面、両面ラックの指定が可能です。
- 勾配矢印コマンドで、作図後もUp・Dn矢印の作図・削除・向き変更ができます。
- 接続されたケーブルラック・ダクト・レースウェイ・バスダクトのルートを一括で選択することができます。
- 自動で認識したスラブの下端に、インサートを配置できます。
- インサート配置で「ハンガー」「吊りボルト」「耐震用振れ止め」を作図し、断面表示、3D表示することができます。
- インサートの寸法値を変更すると、ハンガー、吊りボルト、耐震用振れ止めが部材に沿って連動して移動します。
その他
-
「改正省エネ基準」に必要な消費電力を設定して集計し、CSVファイルに出力できます。
※「平成25年改正省エネルギー基準」(国土交通省住宅局)
非住宅:H25.4施行、住宅:H25.10施行 - 配管・ラック・機器の支持に使用する支持金物・鋼材も豊富に用意しています。
- 鋼材の「構造用炭素鋼管」「構造用角形鋼管」「鋼板」を標準機能で作図できます。
- 鋼材に傍記を付加できます。
- 鋼材、ハンガー、吊りボルトを伸縮、変形、拡大縮小機能で簡単に編集できます。