5つの特長
【特長1】 3Dの高速表示、高速視点移動、高精細表示の実現
最新のグラフィック技術により、高速3D表示、高速視点移動、輪郭や文字などの高精細な3D表現が可能となります。
部材や機器との干渉検査や複雑な施工部分の確認などで最高のパフォーマンスを発揮します。
- 任意面、部屋やフロア単位でのクリッピング機能を搭載するなどプレゼンテーションに活用できます。
- マークアップ機能によるコメントの入力が可能で、変更指示などにおいて有効に活用できます。
- BCFファイル(※)の作成や読込みが可能で、BCFに対応する他のシステムと3Dスナップショットやコメントの受け渡しができます。
※BIM Collaboration Format の略であり、BIMモデルの標準注釈フォーマット - マウスホイールが瞬時に反応し、特に表示物に近づいた時に素早く表示できます。
- 文字表示を高速化し、「字」「傍」ボタンによる文字の表示・非表示の切り替えが瞬時に行えます。
【特長2】 高度なメモリ管理により大規模物件、大容量図面を余裕で展開
「BIM」の普及により、建築・設備図面を3Dデータで受け渡すシーンが多くなり、大規模物件・大容量図面を扱う機会が増加しています。
Tfas11 は、CPUやGPUの利用メモリを最大限効率的に活用することで、消費メモリの削減を実現しており、さらなる大規模物件・大容量図面の取り込み・編集においても安心してご利用いただけます。
【特長3】 実務に即した技術計算機能
設備設計業務に欠かせない「静圧計算」「揚程計算」を実装しています。
シミュレーションによるダクト・配管への自動サイジング、計算結果の帳票出力、アイソメ図作成など設計業務を強力に支援します。
- 指示した系統や区間の「静圧計算」を行い、計算結果をExcelに出力できます。
- 指示する区間の「揚程計算」(冷温水1次配管、2次配管、冷却水配管)を行い、計算結果をExcelに出力できます。
- シミュレーション結果で得られた最適なサイズをワンクリックで図面上のダクト/配管へ反映することができます。
- 従来のTfas計算ツール「ダクチュレータ」「フローメジャー」を呼び出し、計算結果をフィードバックすることができます。
- 系統や区間の選択は2D/3Dビューのどちらでも行えます。
- アイソメ図の作成が可能で、風量や流量の確認、最大抵抗ルート等の確認ができます。
【特長4】 シートによるフロア管理とBIMモデル対応
Tfasではシートとフロアを対応付けることでBIMモデルを管理します。
シートの表示/非表示、シートパターンなど従来のシートの操作性を損なうことなく複数フロアのBIMモデルを扱うことができます。
新規モデル作成時は、シート基準高さ設定機能において、建物一棟分の階情報を一括して設定することが可能であり、他社システムから出力したIFCの読込み時は、IFCのフロア情報をTfasのシートに自動割り付けすることでBIMモデル全体をTfas図面として扱うことができます。
【特長5】 高い精度のデータ互換によるBIM連携
Autodesk®Revit®との相互連携 
他CADとの高精度なデータ互換やAutodesk®Revit®との相互連携により、業界全体におけるシームレスなデータ受け渡しを可能とします。
- 新規開発したRevit用プラグインを利用することで、Tfas⇔Revit間の相互ダイレクトリンクを実現しました。相互のモデルとして変換されるため、IFC変換ではできなかった変換後のモデル編集が可能になります。
- 歴代のTfasシリーズ同様、新バージョンのTfasで作成された図面を旧バージョンのTfasで展開できるため、旧バージョンユーザへデータを渡す際に「旧バージョン形式へ保存」する煩わしさがありません。
- 最新のDWG/DXFやJw_cad等の建築データ、SXFデータを高い精度で読込むことができます。
- 建築IFCデータ・設備IFCデータの読込みができ、建築躯体データを再入力する手間なく、設備図面の作成ができます。また、作成した設備データはIFC出力できます。
- (一社)buildingSMART Japan 策定の「設備IFC データ利用標準Ver.1.3」に準拠しています。
※CADWe'll Tfasは、Tfas10で (一社)buildingSMART Japanの2017年度IFC(設備入力/出力、鉄骨入力)認定を取得済です。
誰でも使える2つの無償サービス (弊社ホームページよりダウンロードできます。)
- 「CADWe'll Tfas」図面の表示・計測・印刷ができるビューアソフト「Tfasビューア」
- 小さい文字でもつぶれにくく図面印刷に適したゴシックフォント「Dゴシックフォント」