現場を知り尽くした充実の機能
建築設備専用CADの販売開始から約40年。お客様からいただいたノウハウをもとに、建設現場の業務に貢献できる充実の機能を標準搭載しました。
工程表(ネットワーク)では、マスタ工程表を作成できます。作成した工程表は、作業一覧やクリティカルパス、出来高曲線を表示可能です。工程管理業務の効率化に貢献します。
ネットワーク工程表の作成によって、作業の順序や必要な資源の納入時期・配置時期を把握できます。
クリティカルパスとなる作業線を作図することで、重点管理すべき工程と余裕のある工程を把握できます。
ネットワーク工程表上に表示可能な出来高曲線によって、工程及び出来高の進捗を把握できます。
ネットワーク工程表の全期間の概要図です。工程表全体を俯瞰で確認しながら作成できます。
工程担当者・工程進捗・工程チェックリストの登録が可能です。複数現場の工程や担当者ごとの工程を一目で確認できる機能もあり、正確な工程管理業務に役立ちます。
テンプレートや他現場の工程表を参照してバーチャート工程表を作成することが可能です。また、複数の工程表を登録することもできます。
各工程に工程担当者を登録することが可能です。登録時、担当者の他現場の工程を確認し、重複を避けて登録することができます。
品質管理や安全対策に役立つチェックリストを各工程に登録できます。
工程表上で開始・完了の報告や進捗の登録、コメントができ、工程管理がより手軽になります。
期間を指定して、週間工程表や月間工程表を出力することが可能です。Excel形式で出力したデータを活用して発注者指定の様式で工程表を提出することもできます。
複数現場の工程を、現場別または担当別に一覧表示する機能です。現場間のスケジュール調整や、無理のない施工体制の検討を実現します。
図面や工事写真、書類を管理する機能です。従来は印刷して現場に持ち込んでいた情報を、スマートフォンやタブレットで確認可能です。施工管理業務を効率化します。
登録した図面(PDF)は、スマートフォンやタブレットで閲覧可能です。注釈の追加や写真の貼付もできます。
工事写真を関係者間で共有可能です。登録した工事写真は、写真台帳として出力することもできます。
書類フォルダには、ファイル形式を問わず登録することができます。
登録した写真・図面・書類データは現場ごとに、またはフォルダごとに一括でダウンロード可能です。これにより工事完了後、工事記録として必要なファイルを他システムで保管することもできます。
図面・書類機能では、ファイルの閲覧・ダウンロードの制限をフォルダごとに設定できます。
CADWe’ll Tfas/Linxの図面をPDFファイルに変換し、現場Plus TFの図面フォルダに直接登録可能です。
納品管理機能では、建設資材業者との納品スケジュール調整を行います。従来の電話やメール、FAXによる納期調整・納品業務を電子化し、資材発注管理業務のイノベーションを実現します。
元請担当者は、納品依頼項目毎に依頼先及び納品日、納品先、納品指示事項を登録することが可能です。さらに、発注書や数量表等の添付ファイルを追加することもできます。
納品業者は、元請担当者からの納品依頼をメールまたはアプリ通知で受け取ることが可能です。納品依頼を受けた納品業者は「希望日に納品可能」「別の日を回答」「回答不可」から回答することができます。
元請担当者は、納品業者からの回答を受けて、納期を確定することが可能です。また、納期確定後、納期変更依頼を行うこともできます。
納品業者は、納品時、写真やメッセージを登録し、納品報告を行うことが可能です。現場Plus TFのIDを保持していない運送業者等が納品する場合は、QRコードから納品報告を行うこともできます。
納品業者から納品報告を受け取ると、納品確認を行うことが可能です。元請担当者は、納品確認時、納品業者へメッセージを送付することもできます。
元請担当者は、納品管理一覧で担当している現場の納品状況を確認することが可能です。一覧画面ではその他にも、納品依頼等の各種操作も行うことができます。
施工時及び施工後の点検・検査業務を行うための機能です。是正内容の記録や報告書の出力にも対応しており、品質管理業務を改善します。
実施前に予定日、実施者、チェックリスト等の詳細情報を登録することができます。
現場Plusアプリから点検・検査結果の記録、写真、コメント、追加の指摘点を登録できます。
点検・検査実施時、不適合項目があった場合には、是正内容の入力および是正報告を行うことができます。
納品業者から納品報告を受け取ると、納品確認を行うことが可能です。元請担当者は、納品確認時、納品業者へメッセージを送付することもできます。
登録した点検・検査結果の記録は、報告書として出力可能です。また点検・検査で不適合項目があった場合、登録した是正内容に基づき、是正報告書を出力することもできます。
現場関係者の入退場時間を記録する機能です。入場時には、危険予知活動も併せて記録できます。安全管理業務に効果的です。
スマートフォンやタブレットのGPS機能やQRコードを利用して、現場の入退場時間を記録することができます。
現場の入場時には、健康状態、当日の作業内容、予想される危険、危険防止策を入力することができます。
現場の入退場及び危険予知の記録は、現場や担当者、期間を指定して検索を行うことが可能です。
現場の入退場記録及び危険予知記録は、条件を指定してExcel出力できるため、出勤記録や労務安全書類の作成等で二次活用できます。
現場関係者とのコミュニケーション機能です。1対1やグループでのトークの他、現場関係者に一斉連絡できる掲示板があり、目的に合わせて利用できます。
現場の関係者と1対1、またはグループでメッセージを送受信する機能です。写真や図面等を添付することもできます。
現場関係者への一斉連絡時には、掲示板機能を利用します。写真や図面、資料を添付することもできます。
トークや掲示板機能は、個人ごとに未読/既読を把握することができるため、連絡漏れを防止することができます。
現場Plusアプリは、電子黒板付き工事写真や信憑性確認(改ざん検知)機能付き工事写真の撮影に対応したカメラ機能を搭載しています。
現場Plusアプリはカメラ機能を搭載。撮影時に随時、電子黒板の有無や各種カメラ設定を変更できます。 (前面カメラと背面カメラの切り替え、フラッシュ、タイマー、露出、ズームを変更可能です。)
写真の登録時には、写真の確認、リサイズ、電子黒板の位置・サイズの変更が可能です。 登録後の写真は、現場Plus TFの写真機能で、電子黒板内容の変更や修正、電子黒板の位置・サイズの変更をすることもできます。
撮影時の画面に電子黒板のプレビューを表示した状態で、電子黒板の位置・サイズを調整できます。
また複数の黒板を電子黒板テンプレートとして登録しておくことが可能です。ご利用シーンに応じて、登録済みの電子黒板テンプレートを呼び出し、電子黒板付き工事写真を撮影することができます。
(一社)施工管理ソフトウェア産業協会の「デジタル工事写真の小黒板情報電子対応ソフトウェアの信憑性(改ざん検知)機能検定」に合格済みです。これにより現場Plus TFで管理する写真の信憑性が担保されていると認められており、様々な建設現場で安心して利用することができます。
信憑性確認(改ざん検知機能)対応の背景現場Plus TFは、デジタル工事写真の小黒板情報電子対応ソフトウェアの信憑性確認(改ざん検知機能)に合格しております。 これにより、現場Plus TFで管理されている工事写真の信憑性が担保されていると認められ、様々な建設現場でご利用いただくことが可能です。 電子小黒板は、従来のチョーク等を用いて記載していた工事用小黒板を、信憑性を担保したうえで電子化し、写真管理を効率化する技術です。 国技建管第10号(平成29年1月30日)により、国土交通省で利用が認められ、現在ではほぼすべての公共機関で利用が可能になっております。 公共工事の特記仕様書等では、小黒板情報電子化を利用する場合、信憑性確認(改ざん検知機能)を有する製品を使用することとしています。 今回、「現場Plus/現場Plus TF」は、J-COMSIAが「電子政府における調達のために参照すべき暗号のリストに記載された技術を用いて、 正しく信憑性確認(改ざん検知機能)が実装されていること」の検定に合格したバージョンをリリースいたしました。
現場Plus/現場Plus TF 信憑性確認(改ざん検知機能)適合証
信憑性確認(改ざん検知機能)を提供する「J−COMSIA」は、国土交通省が提唱する建設DX、i-ConstructionやBIM/CIM及び内閣府が提唱する Society5.0などの建設現場の生産性革命を施工管理ソフトウェアの側面より推進する一般社団法人です。 信憑性確認(改ざん検知機能)は、「電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTREC 暗号リスト)」の電子政府推奨暗号リストに 掲載されている機能です。撮影後の工事写真に不適切な修正が加えられていないかを確認することができます。